ヘルシンキ留学での暮らし

藤井 信充

北海道大学文学部西洋史学講座4年
2018年9月~12月までイギリス・エジンバラ大学に交換留学
イギリス・スコットランドの土地所有制度や労働形態を研究

伊藤 慶彦


ヘルシンキ大学・留学生の住居

Moi! (こんにちは!) 長期の留学生活にとって住居はとても重要なものです。どんな住居に住むかによって、友人関係や金銭面などが大きく左右されます。そんな大切な住居ですが、ヘルシンキ大学の交換留学生はどのような住居に住むことになるのか、その概要を紹介します!詳しく知りたい方は、幣団体のマッチングサービスを利用してお問い合わせください。待ってます~


ヘルシンキのアパートメントのイチオシポイント!!

フィンランドといえばサウナが有名ですよね。実は留学生の住むアパートメントにも共用のサウナが備え付けられている場合があります!私が住んでいたアパートメントでは、共用サウナが最上階にあって、アプリで予約して無料で使用できるシステムでした。10人くらいは入る広さだったので、現地の友人を呼んで一緒にサウナに入って語り合ったり、サウナ上がりに冷たいジュースを飲んでチルしたり、、、最高の時間を過ごせました!

アパートメントの共用サウナ(HOASホームページより)


どうやって住居が決まる??

住居は大学と提携しているHOASとUnihomeという団体が、交換留学の申請時に出す希望に沿って交換留学生に割り当ててくれます。つまり留学生自身が探す必要はありません。留学準備期は想像以上に多忙なので、けっこうありがたいシステムではあります。しかし、実はいいところだけではないんです。

というのもこのシステム、残念ながら留学生に住居を選ぶ権利はほぼありません。「交換留学申請時に出す希望に沿って」と書きましたが、希望を出せるのは後述する「部屋のタイプをどれにするか」、「HOASとUnihomeどっちの団体の住居がいいか」という二点だけです。つまり、家賃・場所・間取り等は選択の余地がありません。そして、もし割り当てられたアパートメントに不満があったとしても、その提示を受け入れざるを得ません。ヘルシンキには学生が多くアパートメントにほぼ空きがないため、個人で住居を探すのは難しいためです。

さらに、私に至っては希望するタイプとは異なる部屋が割り当てられました(笑)。とはいっても周りの話を聞く限り、大半の留学生は先述の「部屋のタイプ」と「HOASとUnihomeのどっちの団体にするか」の2点について、希望が通ったそうです。ということで、ヘルシンキ大学の住居を決めるにはその2点を調べた上で、留学申請時に自分に合ったものを希望するのがいいでしょう。


どんなタイプの住居がある??

私が知る範囲では、ヘルシンキ大学の留学生が住む部屋には、大きく分けて3種類あります。

①キッチン・シャワー共用のフラットメイトがいるタイプ

②完全な一人部屋タイプ

③アパートメントの一部屋に二人で暮らすタイプ

部屋の数としては①>②>>③の印象です。ちなみに私は①を希望しましたが、③が割り当てられました。ここでは参考までに、私が約9か月の交換留学をする中で知った、それぞれのメリット・デメリットをまとめます。


①キッチン・シャワー共用のフラットメイトがいるタイプ

<メリット>

・フラットメイトと友人になりやすい。一緒に旅行等をしている人も多かった。

・狭いものの個室が手に入るので、一人の時間を作りやすい。

<デメリット>

・少し家賃が高め。

・フラットメイトと上手くいかない事例も意外と多い。(例えば共用スペースの掃除などに関して)


②完全な一人部屋タイプ

<メリット>

・完全な個室なので自由度が高い(部屋に友人を誘いやすいなど)。

<デメリット>

・家賃が高い。

・一緒に住む人がいないので、寂しいことも(人による…)?


③アパートメントの一部屋に二人で暮らすタイプ

<メリット>

・一番家賃が安い。私の家だと、ヘルシンキ中央駅の隣の駅が最寄なのに、光熱費・インターネット代込みで月339ユーロだった。

<デメリット>

・とにかくルームメイトとの相性が大切。

私の住んでいた部屋(筆者撮影)

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